医療法人慶聰会 矢澤クリニック

代表挨拶

埼玉県の大学病院で、通院困難な患者さんをご家族が大変な思いをされながら通院されている状況を見て、可能な限り住み慣れた環境でご家族や地域との絆を保ちながら自分らしい生活を送ることに、真摯に寄り添い、過不足のない医療ときめ細やかなケアを通して継続的に支えたいという信念から、訪問診療を志しました。

患者さんに対する医療的支援及び精神的ケアだけでなく、患者さんと共に暮らし、介護されるご家族も含めた包括的な支援を致します。特に、ご自宅での療養生活はどのような準備が必要なのか、急に容態が変化したときにはどうすればよいのか等といった心配や不安も大きいことと思います。
頼れるかかりつけ医として患者さんの療養生活上の課題(疾患、療養生活、人間関係等)を見つけ、解決するために、知識・経験・能力を維持・向上し、努力を惜しまず尽力して参りたいと考えております。

訪問診療を提供しているうちに、訪問診療で培った患者さんやご家族に寄り添う医療提供の経験を外来診療にも生かし、外来診療によっても、地域の皆様に真摯に寄り添い、過不足のない医療ときめ細やかなケアを通して継続的に支えたいと考え、矢澤クリニック渋谷にて、外来診療を開始致しました。

地域の方々と連携し、患者さんとご家族等により良い医療を提供し社会貢献をするという当初の志は、現在も変わらず持ち続け、外来診療及び訪問診療を通じて、地域に必要とされる医療提供を心がけて日々精進しております。

医療法人慶聰会 理事長
矢澤 聰

略歴

矢澤 聰(やざわ さとし)

【内科・泌尿器科】

慶應義塾大学医学部卒業、亀田総合病院研修医、慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室助教、埼玉医科大学泌尿器科学助教を経て、矢澤クリニック北本及び矢澤クリニック渋谷を開設し、現在、両クリニックを運営する医療法人慶聰会の理事長として、訪問診療及び外来診療による地域医療に従事。
慶應塾大学医学部非常勤講師、東京大学医学部在宅医療学拠点臨床指導医として、研究や教育にも携わっている。

-2006年-
New York Medical Collegeに短期留学
慶應義塾大学医学部卒業
亀田総合病院 初期研修医
-2008年-
慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室 専修医
-2013年-
同 助教
-2014年-
埼玉医科大学 泌尿器科 助教
東京大学Executive Management Program (EMP) 修了
-2015年-
矢澤クリニック北本 院長
-2018年-
医療法人慶聰会理事長、矢澤クリニック渋谷院長
慶應義塾大学医学部 非常勤講師
東京大学大学院医学系研究科在宅医療学講座 臨床指導医
北本市地域包括支援センター運営協議会 会長
-2019年-
渋谷区医師会在宅医療連携と地域包括ケア委員会 委員

法人理念

-当院の理念-患者さんとご家族のための良質な医療を届ける-


患者さんと
ご家族の声に耳を傾け
真摯に寄り添う医療を
実践します

病診連携を含めた
地域社会との繋がりを
大切にします

成長の為の自己研鑽と
チームワークの改善を
継続的に行います

患者さんとご家族の声に耳を傾け真摯に寄り添う医療を実践します

病診連携を含めた地域社会との繋がりを大切にします

成長の為の自己研鑽とチームワークの改善を継続的に行います

所属医師・顧問

所属医師

当法人では、約20名の医師が所属し、内科、泌尿器科、神経内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、緩和ケア内科、血液内科、腫瘍内科等、それぞれの専門性を生かしながら連携して医療的支援を行っております。


顧問

中原 仁
慶應義塾大学医学部内科学教室(神経)教授
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート副所長
日本神経学会認定神経内科専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本内科学会認定内科医
日本医師会認定産業医

大家基嗣
慶應義塾大学医学部 泌尿器科学教室 教授
慶應義塾大学病院 副病院長
日本泌尿器科学会理事長
日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本腎臓学会専門医
日本透析医学会 専門医・指導医

市川伊三夫
元 株式会社三菱銀行代表取締役専務
元 ニコン代表取締役副社長
元 学校法人慶應義塾財務顧問

名誉顧問

松木康夫
慶應義塾大学医学部卒業 同大学大学院博士課程修了医学博士
新赤坂クリニック名誉院長
元 日本人間ドック学会副理事長
元 一般財団法人軽井沢会理事長

地域医療連携

訪問診療において、「住み慣れた地域や我が家で、最期まで自分らしく過ごしたい。」という患者さんへの適切な医療支援と精神的ケアのみならず、療養生活を支えるご家族も支えるために、当院の医師や看護師、スタッフに加え、地域の訪問看護師、薬剤師、ケアマネージャー、ヘルパー、行政(地域包括支援センター等)等の医療・介護・福祉関係者の方々と顔の見える関係を築き、円滑なコミュニケーションにより情報共有し、積極的かつ円滑に多角的・包括的な連携をとり、包括的ケアを行っております。

在宅医療で日常診療を行いながら病院にもかかることも可能です。その際は、病院と当院で経過や治療方針について密に情報共有をし、その内容を患者さんや家族にご説明致します。また、入院が必要となった場合又は入院を希望される場合には、患者さんのご希望を伺って病院への入院をサポート致します。原則的にはかかりつけの病院に依頼しますが、当院は地域の各病院と連携体制をとっておりますので、ご希望を伺います。

このような訪問診療で培った密な病診連携の下、外来診療においても、大学病院等を含む地域の医療・介護・福祉関係者の方々と、積極的かつ円滑に多角的・包括的な連携をとっております。

学術・教育活動

所属学会等での発表や論文執筆、地域での講演等を通じて、学術的活動にも尽力しており、幅広い知識や経験をもって、患者さんやそのご家族により良質な医療を継続すべく、精進しております。

また、東京大学や慶應義塾大学等の医学部の学生や研修医に対し、病院勤務、在宅医療を含め、将来いかなる医療提供をする場合でも、患者さんとご家族の療養生活とその医療現場を知ることによって、より良い医療提供に役立ててもらえればと思い、地域実習等の研修先として教育にも力を入れております。